仕事が上手くいかない。向いてないのかな。
向いてないと思いながらダラダラと過ごしちゃってる
こんな方の為の記事です。
「この仕事、自分に向いてないのかな。。。」
会社員として働く人なら一度は感じたことがある感情なのでは無いでしょうか?
私自身も、「全然、自分に向いてないな〜」と思いながらモヤモヤとした思いを抱きながら働いていました。
向いていないと思った仕事にすぐに見切りをつけて「辞めていく人達」と「辞めない人達」は、何が違うのでしょうか?
自分自身が発する「サインに気づくか気づかないか」の差が大きいです。
- 仕事に向いてないことが分かる5つのサイン
- 向いてない仕事を続けた結果、失うもの
- 向いてない仕事を続けた結果、得られるもの
- 仕事が向いてないと思った時の対処法
向いてないと思いながら、給料の為に今の会社に居続けるのも一つの考えですが、その間に別の機会損失が起きていることも少なくないです。
一度立ち止まって、自分の声を聞いてあげるのも大切ですよ。
仕事に見切りをつけようかモヤモヤしているサラリーマンのあなたに、読んでもらえたら嬉しいです。
我慢に慣れてしまって、自分自身のサインに気付いていない場合も多いです。
仕事が向いてないことが分かる5つのサイン
仕事が向いていないことが分かるサインは以下の4つです。
- 面白いと思えることが一つもない
- 常に憂鬱な気持ちになっている
- その仕事で食べていく覚悟を持てない
- 職場の雰囲気についていけない
- 体に不調が現れる
一つずつ見ていきましょう。
①面白いと思えることが一つもない
今の仕事をしていて、「楽しい」「面白い」と感じることが何一つ無いなら、その仕事は向いていない可能性が高いです。
もちろん、雇われて仕事をする以上、「仕事すべてが面白い」ということは無いですが、その中でも、少しの楽しさや面白さ、満足感もあったりします。
ですが、もしそういったポジティブな感情が1mmも無いなら、あなたがその仕事をする必要は無いかもしれません。
きっと、自社の商品やサービスを良いと思えなかったりするはずですし、その状況では仕事で成果を出すことは難しいでしょう。
今やっているその仕事は、あなたの人生の目的に良い影響を及ぼすでしょうか?
②常に憂鬱な気持ちになっている
仕事に対して常に憂鬱な気持ちを抱いているなら、その仕事を離れた方が良いサインかもしれません。
この「常に」というのがポイントです。
仕事をしていると憂鬱な感情が沸き起こってしまう事もありますし、日曜日の夕方に会社に行きたくないと思う人も少なくないと思います。
月曜日が待ち遠しいのが理想ですが、それはなかなか難しいです。
とはいえ、休みの日に、月曜日のことを想像して「明日から仕事かぁ~」と憂鬱な気持ちになりながらも、実際に出社して働き始めれば、それなりに仕事をこなしている人がほとんどです。
2年目、3年目ともなれば、口では「嫌だな〜」とはいうものの、責任感を持って仕事に取り組む人も多いのでは無いでしょうか?
しかし、仕事が本当に合っていない方は、この憂鬱な気持ちが消えません。
仕事に行く前も、仕事中も、さらには、仕事が終わって帰宅しているときも「仕事嫌だな〜」と考えてしまいます。
そのような場合は、今の仕事や働き方が向いていないサインと考えて良いでしょう。
③その仕事で働く覚悟を持てない
その仕事で給料を貰う(稼ぐ)覚悟を持てないなら、その仕事(職場)との相性は良くないのかもしれません。
仕事が出来る・出来ない以前の問題です。
よく、
- ミスが多い
- 仕事を覚えるのが遅い
といった事を理由にして、今の仕事に向いていないと言う方がいますが、こういった問題は、ある程度時間が解決してくれたり、業務の改善で解決出来る問題だったりします。
「人より出来ない=仕事に向いていない」ではありません。
それよりも、
- 責任を持って仕事に取組めない
- この仕事を続けていく気になれない
といった場合は、その仕事に向いていないと言えるのでは無いでしょうか。
例えば、プロの競輪選手は「一度も転ばずに、誰よりも先に自転車に乗り始めた訳では無い」はずです。
ですが、競輪選手になると決めて、自転車を漕ぎ続けてきたはずです。
どこか他人事で「自分がその仕事をしていく」と思えないなら、向いていないと言えるかもしれません。
④職場の雰囲気についていけない
その会社特有の空気というか、文化みたいなモノもあったりします。
- 会議の為の会議
- スタンプラリーのように上司のハンコをもらう伺い文章
- 付き合いのランチ
- 謎の飲み会
- 上司のご機嫌取り
会社員として働く場合、業務以外で感じるストレスもバカに出来ません。
意外と「その仕事」ではなく「その会社(組織)」に向いていないことも多いです。
- 誰かの顔色を伺いながらの仕事
- 我慢し続ける人間関係
そういった、小さなストレスは、積み重なって大きなストレスになります。
会社の風習や昔からのルーティンといった事は根深いものがあってなかなか変わることはありません。
「付き合う前は良いと思ったけど、付き合ってみたら全然合わなかった。」みたいな話は人間関係でもある話です。
「仕事に向いてないと言うより合わない」と言う場合も多いのです。
⑤体に不調が現れる
向いてないと思いながら、自分を騙して働いていると体の不調として現れることも多いです。
- 円形脱毛症
- 神経性の胃腸炎
- 頭痛
- めまい
- 睡眠障害
- etc
思っている以上に心と体は繋がっています。
向いてないと思いながら、仕事をするのは精神的にも健康的ではありません。
モヤモヤした感情の違和感を見てみぬフリして過ごしていると、必ず体の異常として現れます。
心や体に異常が現れたら、直ちにその職場を離れましょう。
健康より大事な仕事なんてありません。
向いてない仕事を続けた結果、失うもの
向いていない仕事を続けていると、失うものもあります。
- 時間
- 心身の健康
時間
「まずは3年辛抱して働け。」
よく言われる事です。
確かに、仕事に慣れてきて初めて分かることもありますし、判断にある程度の時間がかかることもあります。
ですが、向いていないと思いながら、我慢をして仕事を続けている間もあなたの人生は進んでいます。
当たり前ですが、3年間も我慢して過ごしたら、あなたは3歳年を取ってしまいます。
向いていないと思いながら、なんとなくダラダラ過ごしていて良いのでしょうか?
3年あったら何が出来るでしょうか?
その間、本当に興味のあることに取り組んでいたとしたら、貴重な経験や体験が出来ているはずです。
心身の健康
ハードワークや人間関係のストレス、さらには「向いてない」と思いながらモヤモヤと過ごすストレス。
様々なストレスが重なり、体や心を壊してしまう人もいます。
合わない仕事にしがみついて、適応障害をこじらせました。」
こんな人も少なくないのが現代です。
体の疲れは回復が早いですが、心のダメージを回復するには時間がかかります。
万が一「鬱」になってしまうと復活まで時間を要し、さらに時間を奪われてしまいます。
向いてない仕事を続けた結果、得られるもの
向いてない仕事を続けると、得られるものもあります。
- 我慢できる自分
- 嫌いなことが一生待ち受ける人生
良いか悪いかは人それぞれ。
あなたは以下のものが欲しいですか?
我慢できる自分
人間は慣れることが出来る生き物です。
- 嫌いだ
- 苦手だ
- 楽しくない
と、思っていても時間と共に慣れてしまいます。
「まぁ、こんなもんか」「しょうがないよな」
いつの間にか「我慢できる自分」になっていることに気付きます。
そして、気付いた頃には、新しい挑戦が出来ないくらい会社に依存していたりします。
嫌いなことが一生待ち受ける人生
例えば、あなたが営業が苦手だったとして、
仕事だから、家族の為。。。
と思って一生懸命取り組んだとします。
そして、持ち前の努力と忍耐力で、営業成績を伸ばしたとします。
周囲から見れば、幸せな姿に映るかもしません。
ですが、本人はこれから先ずっと、地獄の人生が続くのです。
その一時的な営業成績を上げるだけでも、大嫌いなことだらけだったのに、
これから生きるとなると、さらに一生、大嫌いなことが待ち受けている人生になってしまいます。
お金の為に仕方なく努力した結果、今さらやめられない、という人は意外に多いです。
嫌いなことでうっかり成功してしまうくらいなら、
好きなことで失敗する方が人間的に成長出来るのではないかと思います。
「仕事が合わないので辞めます」は、極めて正常な判断です。
仕事が向いてないと思った時の【対処法】3つ
仕事が続けられるなら続ければ良いし、無理なら辞めれば良いです。
いろんな選択肢があります。
どんな判断だとしても自分で選べば後悔は少ないです。
とは言え、「続ける・辞める」だけの単純な話では無いのが現実ですよね。
ある程度、プランを持って今後について活動していきましょう。
大切なのは「向いてないと思った後の行動」です。
- 転職活動を始める
- 副業を始める
- とりあえず相談してみる
目的を持って自分の人生をデザインしていきましょう。
一つずつ見ていきましょう。
①転職活動を始める
仕事に向いていないと思ったら気軽に転職活動を始めてみましょう。
今の会社に不満がある場合、これまでのやり方を変えることは、なかなか難しいですし、かなりのエネルギーを要します。
その会社に骨をうずめたいと思っている場合を除いて、古くからの体質を変えようとするのはおすすめしません。
一人の社員が頑張ってどうにかなる問題ではありません。
転職に舵を切った方が良いです。
とはいえ、闇雲に仕事を探すのはおすすめしません。
なぜなら、自分の知識や判断だけでは、また同じような職場を繰り返してしまう可能性が高いからです。
まずは転職エージェントなどのサービスに登録してみるのがおすすめです。
自分にとって理想的な職場の条件を書き出した上で、実際の求人情報をあたってみるのが良いでしょう。
人は自分が知っていることしか判断できません。知らず知らずのうちに視野が狭くなっていたりします。
専門的な人の意見や第三者の視点も参考することで今まで知らなかった仕事や働き方を知る事も出来るので、より自分に合う職場に出会う確率が上がります。
転職エージェントに相談しながら条件を整理し、転職サイトなどに載っていない求人情報も含めて紹介してもらいましょう。
他社や市場を知れば、今の会社を辞めるべきか否かの検討材料にもなります。
以下のエージェントなら、優良な求人案件も豊富に持ち合わせています。
親切で評判の良いエージェントなので、ぜひ一度相談してみてください。
- 20代なら :マイナビAGENT
- 30代以降なら :JACリクルートメント
③副業を始める
副業にチャレンジしてみるというのもスキルや視野が広がるのでおすすめです。
副業ならリスクも少なく新たなスキルを身に付けることが出来ます。
- ブログでライティング、Webマーケティング
- YouTubeで動画撮影・動画編集
- Webデザインでアイコンやロゴの作成
会社の名前に頼らず、自分自身の仕事を作り、自分の力で収益を上げる経験は雇われているだけでは経験できませんし、会社にいたら出会えなかったような仲間に会えたりします。
副業が上手くいけば、それを本業にしても良いです。
今の本業に向いていないとしても、仕事がそこまでキツくなく、副業に取組む時間があるなら、本業はソコソコで割り切って、副業で新たな強味を作るという選択肢もアリかと思います。
転職にも活きるかも
もし、あなたが一つの専門性しか無い場合、それ以外で評価されることは無いでしょう。
転職したい時は、他業種に転職したいと思うことも多いですが、意外と他業種にいけるようなスキルを持っていない事に気付きます。
副業で得たスキルがあれば転職に活かすことも出来ます。
「工業高校を卒業→自動車の専門学校を卒業→自動車整備工場で勤務」といった経歴の人は、同じ整備業界では重宝されますが、整備士以外の業種に転職するのは難しいです。
ですが、副業のブログで身に付けたスキルがあればWeb関係の会社に転職出来るかもしれません。
このように、副業で得たスキルがあることで、選択肢が広がります。
興味のある職種があるなら、まずは副業というカタチで取り組んでみましょう。
もし、精神的に余裕があるなら、仕事はソコソコに、副業に精を出してみてはいかがでしょうか?
会社員におすすめの副業は以下の記事で紹介しています
《参考》
②とりあえず相談してみる
今の仕事に向いていないと感じるからといって、なかなか行動に移せない人もいるでしょう。
まずは
- 転職を考えている
- 新しいスキルを身に付けたいと思っている
- 何をしたら良いか分からない
ということを誰かに相談するだけでも大きな一歩です。
とはいえ、誰にでも相談すれば良いわけではありません。
- 転職を考えているなら、転職を経験した人に
- 副業を考えているなら、副業をしている人
- その他、同じような境遇を経験したことがある人
こういった人に相談しましょう。
相談する相手が経験者であることが重要です。
経験した人でないと、具体的なアドバイスが貰えません。
会社一筋の先輩に転職や退職の相談をしてもあまり意味が無いでしょう。
身近な人にそういった相談相手がいない場合でも、現代では「転職相談」や「キャリアコーチングサービス」といったスキルシェアサービスが増えているので、有識者にライフプランやキャリアプラン等を相談することで、幅広い内容の悩みを解決できます。
特に、キャリアコーチングサービスは転職エージェントでは無いので、求人紹介が目的ではありません。
自分にとって何が最適なのか、お金を払って知恵を借りるといったイメージです。
1,000円程度から相談できて、さらにちょっとした相談でもピンポイントに悩みを解消できるため気軽に利用できます。
数あるキャリアコーチングサービスの中でも、以下のサービスなら求人紹介ではないキャリア相談を低価格から気軽に始められるので興味がある人は登録して使ってみてください。
今日のA面:サインを見逃さず、行動に出る
- 面白いと思えることが一つもない
- 常に憂鬱な気持ちになっている
- その仕事で働く覚悟を持てない
- 職場の雰囲気についていけない
- 体に不調が現れる
【結論】:向いてないことが分かったら行動しよう
仕事に向いてないことをネガティブに捉えてしまいがちですが、「向いていない」という事が分かったのだからそれで良いのです。
大事なのは「これからどうするか?」です。
情報を収集したり、スキルを上げていくことで自分が求める仕事や働き方に近づいていけるでしょう。
そのうえで、自分の判断で見切りを付けたら後悔しないはずです。
転職でも副業でも戦略を立てて取り組んでいきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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